年頭に改めて思うこと、ありませんか? 私はいっぱいあり過ぎて、語るのが大変なのですが、世の中があまりにも激動するので、どうしたら良いのか?どうするべきか?悩み、且つ迷います。毎日のニュースでは、景気が良くなるのか?悪くなるのか?阿部首相の言う通りになるのかどうか?物価は上がっています。お給料は上がりません。介護の世界では、今は考えにくいですね。この春には政府は介護報酬を引き下げる事を考えています。 つまり売り上げが減るのです。財務省は3%引き下げたい、厚生労働省は2%にしてほしいと言っているようです。いずれにしても下がります。景気が良くなれば給料が上がるというのは、一般の企業のお話。今はトヨタとか大企業の場合のお話です。中小企業は景気回復が見られなければ、難しいと言いますが、介護の世界では、政府が介護報酬を下げようというのですから、何をか?いわんやです。しかし私たちは今まで、その時代にのまれながら頑張って生きて来ました。皆さんの現在もその結果である訳です。以前に書いた言葉を少し載せてみます。
ほしいものを手に入れることが幸せだと思い、頑張って走ってきたけれど、ふと振り返って、手に入れたものが、これだったのだろうか? また、別なものがあるような気もして、また探し始める。そんな人生の繰り返し。正しいことか?間違っているのか?未だ結論が出ず。自分に問いかける詩です。青い鳥をさがして見つからずに家に帰ってみると、そこに暖かい家庭があり、それが幸せと気づくお話。仏教で言う幸せは外の世界にはなく、自らの内にあるという考え方。しかし人は欲がありそれがまた努力の源にもなっていますね。社会的地位、物、金、欲には限りがない。それが人の性かもしれません。しかし、仏教においての幸せはそんなものではなく、朝起きて布団を片付けて、掃除をしてご飯を食べて、一日くたくたになるまで働く。そして夜になって寝る。その毎日が幸せである。あるがまま、吾ただ足るを知る。実はそれが素晴らしいことだと思えたら、とても良いのですが、自分だけでは片付かない社会の流れがありますね。